- 「働きやすい職場とは?」
と聞かれると皆さん何を思い浮かべますか
・ハラスメントがない
・意見をいいやすい
・社内の雰囲気がよい
・休みが取りやすい
・残業がない
などが思い浮かびます。
社内の「人間関係」が良好であると、ハラスメントも予防でき、意見のいいやすい雰囲気のよい職場になります。それにより、離職率も低下し、人手不足も解消されるため、有給休暇も取得できやすく、残業の削減にもつながります。
逆に社内の「人間関係」が悪く雰囲気の悪い職場では、離職率も上がり、休みが取りにくく、残業が続けば心身は疲弊してしまうでしょう。
つまり、働きやすい職場環境にするには、良好な人間関係を作ることが一番大切なのです。
当社では、ハラスメントなど社内の人間関係でご相談いただく企業の皆さんにいつもお願いしている3つのことがあります。
とても簡単なことですが、意外とできていなくて、本当に大切なことです。
- 1つ目は、気持ちを込めてあいさつをする、ということです。
本当に当たり前のことですが、できていません。
「気持ちを込める」ということができていないのです。
無理に大きな声でなくても構いません。
しっかり相手の目をみたり、心を込めて深くお辞儀をしたり、自分なりの方法で「気持ちを込める」ことが大切です。
自分の心は態度に表れて、相手に伝わります。
- 2つ目は、相手の名前を呼ぶ、ということです。
仕事を頼むときも「〇〇さん、これをお願い」、「〇〇さん、今日天気よくなったね」と
同じ目線で相手の名前を呼んでから話に入るようにしましょう。
人は名前を呼ばれると不思議とその人に良い印象を持ちます。
上司だからといって、上から目線では呼ばないようにしましょう。
- 3つ目は、仕事を頼むときの言葉に気を付ける、ということです。
特に上司の方の「〇〇しなさい」などの命令口調に注意しましょう。
上司であろうが仕事を頼むときは「〇〇さん、これをお願い」、終了したら「〇〇さん、ありがとう」が基本です。
1つ目と2つ目は、人が生まれながらに持つ「承認欲求」の中の初歩的な部分です。
この承認欲求を段階的に満たすことにより、人は思ってもみない能力を発揮します。
「働きやすい職場づくり」に取り組むことにより、従業員のパフォーマンスも上がり、良い職場環境の循環ができます。
その結果、企業は「持続的に成長できる組織」へと変化していきます。
皆さんもぜひ取り組んでみてください。